国産・無添加のアップルティーの開発を進めていた。
しかし、香料を使わない無添加ではなかなかりんごの風味が出ない。
りんごの皮・芯を乾燥させて茶葉を混ぜる試作の日々が続いた。。。
一口大にカット、輪切りの半分や四分の一など、色々な形を試しました。
私は食品業界に20年以上携わっており、日本国内だけでなく世界各地の食材を日本に輸入する仕事もしていました。2年ほど前にお客さんの依頼で業務用として国産紅茶を探していました。
もともと長野県の南部でお茶が栽培されているのは知っており、紅茶を探す中で、現在供給いただいている生産者さんと知り合うことができました。
長野県に国産の紅茶があるのであれば、地元産である長野県産フルーツと組合せた商品を作りたいと開発をスタートしました。
紅茶との組み合わせですぐに思いついたのがりんごです。
アップルティーは一番メジャーなフルーツティーですし、南の作物である茶と北の作物であるりんごの組み合わせは長野県の特徴を一番表せると直感で感じました。
※長野県では温暖な南部の一部地域でしかお茶は栽培されていません。
長野県はりんご生産量が青森に次いで全国第二位です。
(世界のどこで日本向けの作物ができるのかを考えていた職業柄、作物の北限・南限・標高を考えてしまいます)
長野県内の各乾燥メーカーに問い合わせする中で、長野県産りんごを何も加えず乾燥できる生産者さんと巡り合えました。この段階でりんごをどのような形状にするか検討を重ねました。
一口大にカットしたり、輪切りの半分や四分の一も試しました。
その中で、輪切りりんごをそのまま使うのが、見た目がよくりんご感を一番感じました。
これで方向性は決まりました。
しかし、輪切りりんごでテストした際に問題が発生します。
一般的なティーカップからはみ出すサイズのスライスりんごがたくさん出てしまいました。
そこで、りんご加工の生産者さんと相談して、小振りのりんごを選んでもらう事にしました。
小振りりんごのスライスりんごは、ティーカップにちょうど収まるサイズで問題解決できました。
りんご加工の生産者さんの協力なしに、このサイズの輪切りりんごは実現できませんでした。(当然、サイズが大きいりんごも別の乾燥品となっています)
スライスりんごのこだわりにはもう一点あります。
皮をむかず芯を抜かない事です。
りんごの皮や芯は取り除かれ廃棄されることが多いですが、乾燥することで、皮や芯の食感・風味(生鮮時は苦みがあります)は美味しくいただけるように変化します。
大事に育てた林檎を丸ごと使うことで、食品ロスにも貢献できていると考えます。
こうしてできたのが乾燥したスライスりんごを丸ごと一枚使った「和紅茶と輪りんごのアップルティー」です。
原材料は茶葉とりんごだけ、他に何も加えていない純長野県産のアップルティーです。
(食品添加物不使用、香料不使用、甘味料不使用)
「見て、飲んで、食べて」楽しめる贅沢な一杯です。
原材料は茶葉とりんごだけ、純長野県産のアップルティーです。
長野県産の素材そのものを使うという事にこだわり、
食品添加物、香料、甘味料は一切使用していません。
スライスりんごのこだわりは、皮をむかず芯を抜かない事です。
りんごの皮や芯は取り除かれ廃棄されることが多いですが、乾燥することで、皮や芯の食感・風味も楽しんでいただけます。
スライスりんごのこだわりは、皮をむかず芯を抜かない事です。
りんごの皮や芯は取り除かれ廃棄されることが多いですが、乾燥することで、皮や芯の食感・風味も楽しんでいただけます。
「見て、飲んで、食べて」楽しめる贅沢な一杯です。
あなたもぜひ一杯いかがですか?