【腸活のための基礎知識①】~プレバイオティクス~
腸内細菌が少ないと、食べたものから栄養を吸収しづらくなったり、免疫力が下がって体調がくずれやすくなったりします。
現代人のほとんどは腸内細菌の種類も数も足りていないと言われています。
つまり、一般的な食生活をしていると、腸内細菌は不足すると思っていいでしょう。
なので健康を気遣うならば腸内細菌を増やす努力が必要です。
腸内細菌を増やすために重要な栄養素の一つとして、「プレバイオティクス素材」があります。
難しい単語のように聞こえますが、要するに「腸内細菌のエサになる」栄養素です。
腸内細菌の繁殖に必要な栄養成分のことを指します。
そしてプレバイオティクス素材はオリゴ糖、乳糖、(水溶性)食物繊維です。
それでは、どんな食品に取り入れられているか、みてみましょう!
プレバイオティクスが多く含まれる食品
1.果物
りんご、キウイ、バナナ
2.野菜
にんじん、ごぼう、ほうれん草、キャベツ、玉ねぎ、切り干し大根 等
3.その他
大豆、エンドウ豆、はちみつ、わかめ、牛乳
加工食品や弁当、サラダなどでプレバイオティクス素材が含まれるかどうか知りたい!という場合は、
成分表示で食物繊維が多いものを選ぶと良いです。
プレバイオティクス素材の代表的なものはオリゴ糖、乳糖、水溶性食物繊維です。
しかし、ぱっと見でオリゴ糖、乳糖が入っているとわかる食品は少ないです。
ただ、食物繊維は炭水化物としてまとめて表示されていることも結構あります
そういう時は上記のような食品が原材料に含まれているかを確認しましょう!
和紅茶と輪りんごのアップルティーは乾燥したスライスりんごをそのまま使っているので、りんごからプレバイオティクス素材である食物繊維を摂取できます!
プレバイオティクスは腸内細菌を繁殖させるために必要な栄養素です。
次回は腸内細菌そのものになりえる「プロバイオティクス」についてお話します!